化学物質に過敏、アレルギー、シックハウス、煙草、農薬・化学肥料や化学系建材等を受け容れられない方の専用賃貸住宅　ハーブガーデンコート | 日記 | 造園

数人のハイキング好きなＣＳの方に、針葉樹林を歩くより広葉樹や照葉樹の森を歩く方が元気が出るというお話を伺ったことがありました。また、杉花粉というアレルゲンの問題もあったからです。
どうせ植えるのなら、入居者の方々が、安心して自由に食べられる果樹や野菜が良いと判断致しました。
杉系の生垣を撤去して、駐車場を４台分のスペースを除き果樹系の照葉樹や広葉樹を植樹予定です。駐車場スペースには、頑丈な鉄パイプで蔦系植物が這う棚を造る予定です。
先ず、近所の造園屋さんにお願いして、重機により杉を根元から撤去して貰い、その後、駐車場スペースを採寸して印を付け石材用の電動カッターで３センチ厚のアスファルトを切断しました。かなり固く、何度も電気ブレーカーが落ちました。
その後、重機でアスフアルトを剥いで貰いました。このアスファルトは、３０年経過しており有害物質揮発の心配はありません。
これを破棄するとかなりお金がかかるので、これを再利用します。
適当な大きさに砕いてモルタルを挟んで石垣を造ります。
これは、テレビ番組「劇的Ｂｅｆｏｒｅ　ａｆｔｅｒ」の造園作業でヒントを得たものです。
また、南側に屋上ガーデンまで届く蔦用網を展張して、ゴーヤ等を這わして植物カーテンを造る予定です。尚、このゴーヤカーテンは、台風時の突風から守る為、着脱式とします。
桜が咲く前には、完成させたいです。

１　考慮事項
①解毒に有効なビタミンＣを多く含む植物の選定
②完全無農薬・無化学肥料栽培であるため病害虫に強い種を選定
③開花時に強い香りを出さない
④コンパニオンプランツ
下草として、主にハーブ類を混植して果樹を病害虫から守る
⑤年間を通して、果実や野菜を収穫できる
⑥常緑樹と落葉樹のバランス
部屋の中に、夏は、直射日光を遮り、冬は、日が差すような配置にする
⑦日光を好む植物と日陰を好む植物の配置の適正なバランス
⑧手入れが簡単

２　常緑性果樹
①柑橘系
キンカン（ビタミンＣの多い皮のまま食べられる）、ゆず、スダチ、日向夏、八朔、スイートスプリング
②枇杷、月桂樹（解毒用茶）

３　落葉性果樹
李、グミ、キューイ（駐車場の棚に這わせる）、柿、梅

４　コンパニオンプランツ
①果樹の根本
シソ、三つ葉、ニラ、ニンニク、ネギ、ローズマリー、セージ、ミント、サンショウ等
②駐車場の棚
ゴーヤ（植物カーテン）、ツルムラサキ、瓢箪カボチャ、ヘチマ